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2018年11月16日金曜日

XJ6 DIVERSION タイヤ交換BT-021→ROSSOⅡ(2018.09.19)

XJ6のタイヤ交換を店に頼むことにした。
交換前 ブリヂストン BT-021(純正)
交換後 ピレリ ROSSOⅡ

XJ6の走行距離はまだ400kmなんだが、交換する。
なぜなら、雨の日に純正BT-021のフロントがほとんど倒してないのにツルッ!といったからなんだ。


走行距離  400kmくらい
時間  1時間以内(ショップ作業)
難易度  ★☆☆☆☆
道具など  お金(工賃込み 37,700円)





[交換前]BT-021(純正)

フロント


結構頑張って削ったと思うんだが、ツルツル滑ってめちゃ怖い。
タイヤの変形感は一切ない。
硬い。石みたいに硬い。
製造は14年の44週。約4年前のタイヤだ。装備したまま店頭に置いてあったのだからそりゃ硬化するだろうな。

GSX-R750の時はRS10を履いていたこともあって余計に怖い。

リア


製造は14年45週。
晴れていたらそこそこ走れるが、それでもツルツルと横に流れていくのでこれ以上倒せない。
もちろんステップなど擦らない。

とはいうものの、結構乗り心地が良い。振動が少ないのだ。なので長距離で疲れにくい。
しかし、これは安心感とトレードオフ。振動が少ない分ライダーに伝わる路面情報が少ないと言える。
ツーリングタイヤでグリップ感がつかみにくい現象は、この乗り心地の良さも影響しているのではないかと思う。
少ない情報のなか、タイヤを全面的に信用してバンクしていくので、コーナリングスピードが上がったりバンク角が増えた際は恐怖感が生まれてしまうだろう。
路面が濡れている場合はなおさらだ。


ちなみに空気圧は冷間で
フロント:2.20kPa  リア:2.30kPa

バイクの動きがモッサリするくらいがコントロールしやすくて良いと思ってる派だ。

[参考]
一人乗り用空気圧は冷間で
フロント:2.25kPa  リア:2.50kPa
だ。タンデムや過積載しないXJ6乗りは純正一人乗り既定圧まで下げるとすごく乗りやすくなるはずだ。


[交換後]ROSSOⅡ(Made in China)

価格の低さに釣られてチャイナに魂を売った男がここにおります。

2り○かんで、前後タイヤ代、工賃込みで37,700円なら即交換だろう?
一世代前のタイヤだが、やっぱり新品タイヤは良い。
ツーリングタイヤからスポーツツーリングタイヤにレベルアップしたこともあり、確かなグリップ感から来るどっしりとした感覚に幾分か満足!
ハイグリップタイヤほどの凄まじさはないが。当たり前だけど。
BT-021の時と比べ、路面からの情報は増えて安心感にも繋がっている。逆に言えば、振動が多くて疲れやすい・・・かも。

フロント


けっこう丸いっすね。

リア


このトレッドは・・・かっこいいんかな・・・。


これみよがしにROSSOⅡと書かれている。早く消してぇえええええ。
リアも端はそこそこ絶壁だ。


1000kmくらい走った後

フロント


温度依存は少々ある。ハイグリップタイヤの温度依存と比べたらカワイイものだが。
しっかり温まる前と後では全然グリップ感が違うので、よく温めてからじっくり使っていこう。
そして、フロントは結構よく溶ける。
溶け方がメッツラーM5っぽいって思って調べてみたら、メッツラーってピレリなんだね。

もう少し端まで行きたいんだが・・・SSみたいにはスパッと寝てくれないんだよなぁ。
そしてある程度から全然寝てくれないんだよなXJ6。改めて下手なんだなーと思う。

リア


あれ?あれあれ?ROSSOⅡ残ってますやん。
全然端まで行かないんだがwwww
おいしいところを使えてないのが勿体無いと思ってしまう小市民である。
が、この程度しか倒してなくても結構すごいペースで走れてしまうんだよな、このバイク。



4000kmくらい走った後

フロント


無事死亡。

まだスリップまではわずかにあるが、切れ込みすぎる。
バンクさせてもすぐ起き上がってくる謎仕様。
交差点でいきなりこけそうになる。
の三拍子揃うようになった。が、ハングオフとかいうのをすればいけんことはない感じ。
攻めたり、突っ込んだりはしたくないです。

いろんな空気圧を試した後遺症で偏摩耗もしている。
真ん中ちょい横あたりがめちゃくちゃ減ってるのが悔しい・・・。
色々試したものの、ちょっと使い方ミスったなぁーと・・・。

リア


ビミョーな減り方をしている。
あと4000kmくらいもつのだろうか・・・。

過積載キャンプツーで快適高速生活を何度かしたせいか、真ん中が減ってクソみたいになっておるwww
北海道で嫌という程味わった台形タイヤだけは回避したいな。

ところで・・・・なんでリアよりフロントの方がアマリング少ないんでしょうねぇ(半ギレ)
フロントこんくらいまでいけばリアはほぼ端まで行きますよね?
なんか変なんだよなぁ・・・。XJ6にはROSSOⅡは合っていない可能性がありますね?
え?ワシの乗り方が悪い?うーん。そうかもしれぬ。


ROSSOⅡの空気圧とサスセッティング

[空気圧]
冷間 フロント:2.00kPa リア2.10kPa

[リアサスペンション]
プリロード4〜5

既定一人乗り空気圧(F2.25kPa / R2.50kPa)だとタイヤを潰してる感覚が少ない。
そして、開けていったときの貼り付く感じや変形している感じが少なく、滑っていくような感覚であった。

ちなみに冷間フロント1.80kPaまで下げるとハイグリップタイヤみたいに地面に貼り付くようになった。
反動でコーナー2つで0.7mmくらいタイヤ無くなった。

リアサスはプリロードセッティングのみだが3だと結構アンダーが出る。
プリロードをかけて4にするとアンダーが一気に無くなる。
バンク中にギャップを拾って飛び跳ねる場合はプリロード5に。
だが、車高上がると足つきが悪くなるので、出来れば4でとどめておきたい。



内容のない総評

ブリヂストンBT-021純正(4年落ち硬化タイヤなのであまり参考にならないゾ)

総合点   ★★★☆☆
グリップ  ★★☆☆☆
路面情報 少★★☆☆☆多
温度依存  ほぼなし
乗り心地  ★★★★☆
柔らかさ 硬★☆☆☆☆柔
価格    わかんね
耐久性   わかんね

冷間 フロント:2.20kPa リア:2.30kPa
リアプリロード 標準(3)

うん。まあいいんじゃね?劣化してなければね。



ピレリROSSOⅡ

総合点   ★★★☆☆
グリップ  ★★★☆☆
路面情報 少★★★★☆多
温度依存  あり(ハイグリップ程ではない)
乗り心地  ★★★☆☆
柔らかさ 硬★★☆☆☆柔
価格    ★★★★★(前後で35,500)
耐久性   フロント約4000km リア約8000km(ツーリング7割 山3割)

冷間 フロント:2.00kPa リア:2.10kPa
リアプリロード 4〜5

リアよりフロントの方が端までいく現象が発生したので怖いタイヤです。
しかし、価格を考えるとこんなもんじゃね?って感じ。
空気圧やサスペンションセッティングを自分でする方なら良いんじゃないでしょうか。
既定圧、純正サスセッティングを信じる方にはオススメできない気がする。

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俺の猫がかわいい

ちょっと前に野良でいるところを拉致してきた。 すごく可愛い・・・。 すごく可愛いぞぉ〜〜〜   なんで仔猫の時間はこんなに短いんや・・・。