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2日目。といってもフェリーでゴロゴロしているだけだ。
船の揺れがなんとも心地よく、いつまでも寝てしまう。
結局、冷房が程よく効いた快適な客室で昼過ぎまで寝てしまった。
船の食堂でローストビーフ丼とかいうのを頼んだ。
バイキングのような形式で、ローストビーフ丼はどんぶりにラップかけられて置いてあるのを取ってくるというような感じだ。
1500円もした。高い。
が、味は結構良かった。
15:00も過ぎると暇を持て余してきたので展望デッキにでも行ってみた。
結構海が青い。そこそこ涼しくて風も気持ちが良いが、長時間居ると潮風でベタベタになる。
展望デッキからは救命ボートを見ることができたりする。
一応乗るボートは部屋ごとに決まっているらしい。
で、例によって潮風でベトベトになったので風呂に入ってきた。
こんな時間に風呂に入る人はそうそう居ない。貸切状態だった。
昨晩は人がいっぱいで気がつかなかったが、湯船のお湯が船の揺れに従って右へ〜左へ〜と動いている。
この揺れに身を任せながらの入浴はなんとも贅沢だ。
さらにこのフェリー。なんとサウナがある。フェリーでサウナに入れるなんて最高じゃないか？
風呂から上がったら西の方角はちょうど夕暮れだった。
なかなか幻想的な夕焼けだ・・・と、当時は思ってたんでしょうね〜。
一方、東をみると・・・んー？
なんか大陸っぽいのないか？
おお〜大地や！
大地をみるとテンションあがりますな！
当時、ここはどこだろう？と思っていましたが今なら言えます。積丹です。
神威岬灯台がほんのり光っている。
いよいよ日も暮れ、小樽港に入港しつつある。
けっこう寒くないか？
そして、光の密度が低い！
写真を撮っていると、バイクの人は車両甲板に降りるようアナウンスが来た。
荷物を持って移動しよう。このとき、チケットを忘れずに手に持っておこう。
車両甲板に入る前に係員の人の改札がありますのでね。
さあて、いよいよ北海道上陸だ。
こういう光景、YouTubeとかニコニコ動画とかで見たことあるやつ！とか言いながら撮った一枚。
夢追う若者、あの青春を再びおじさん、我が道を行くおばさん、仲良し夫婦etc
様々なライダーが何かを求めて船から旅立つこの瞬間は活気みなぎっていてとても好きだ。
ひとつ言っておくと、ここでコケんなよ？みんなの笑顔が消えるからな？
ところで、目の前のスクーターの積載、ガバガバじゃないっすか？って思って見てたら船から降りるときに荷物飛んでてクッソワロタwwwww
無事北海道に上陸した！うひょ〜！テンションAGE AGE！！
だが・・・あの・・・二言言っていいです？
くらっ！！！さむっ！！！
夜の気温は15度以下だ。夜も汗ばむ舞鶴からだと凄まじい温度差なのだ。
さて、いまの時刻は20:00過ぎ。暗いし走るわけにはいかない。どこかで一泊しよう。
ということで小樽の人ならみんな知ってるオスパにいくことにした。
ここだ！フェリーターミナルから30秒もあればつく。
伝説のコンビニ、セイコーマートの隣にあるぞ！！！
オスパは入館料850円で風呂入り放題だ。
さらに休憩スペースで雑魚寝することができるのだ。
その場合はさらに1200円払う必要がある。
だがちょっと待ってくれ。
すぐ隣にセイコーマートがあるのでセイコマカードを作ろう！
セイコマカードを受付のおばちゃんに見せたら入館料が650円になるぞ。
JAFカードでも650円に割引になるぞ。
ところで、このオスパなんだが入退場を何度もすると受付のおばちゃんに睨まれる。
なので、入館料金を払ったらすぐにバイクのところに戻ってマット、寝袋、充電器、晩飯、明日の朝飯等をもって休憩スペースに向かおう。
休憩所の場所取りは結構大事なので、コンセントのあるあたりを探してマットをひいてしまおう。
とはいえ、コンセントは皆使いたがるので、タコ足などを使って譲り合いながら気持ち良く利用させていただこう。
ちなみに、私がここで宿泊したときは、フェリーに乗り合わせた大学バスケ部遠征軍団（40人くらい）と鉢合わせることになってしまった。
こいつらはまとめて受付するのではなくて一人一人金払うし、休憩所では夜遅くまでどんちゃん騒ぎするし、花道みたいな髪のやついるし、でクソだった。
マネージャーの女子軍団が凄まじくうるさくて、わろし。
こういうことがあるので、正直あまり雑魚寝はオススメできないが、超快適に雑魚寝する方法が実はある。
それは睡眠薬だ。適切な量を適切な時間に飲んで寝てしまえば奴らの騒ぎなど全く気にせず熟睡できるのだ！
という、クソみたいな2日目、終了。
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